東京から行く世界遺産バスツアー富岡製糸場

東京で日帰り旅行なら、バスツアーが便利ですよね♪
車の運転もしなくていい、電車の乗り換えもしなくてよい、っていうのがとっても楽。

今回は世界遺産である「富岡製糸場に行きたい!」ということで、バスツアーで行くことに(^^♪
世界遺産である富岡製糸場をメインに群馬の魅力を1日で満喫できるバスツアー旅行について紹介します。

バスツアーのメリット

日帰りで旅行するなら、バスツアーを検討してみてはどうでしょうか?
レンタカーや電車で好きなプランで旅行も楽しいですよね。
でも、バスツアーなら行きたいメインの観光スポットだけじゃなく、周辺のおすすめスポットも一緒に観光出来ます。
慣れない初めての土地でもめい一杯その土地を観光出来るのが嬉しいバスツアーですね♪

バスツアーってどう選ぶ??

検索をかけるとたくさんのバスツアーがあってどこが良いのか?選ぶのって難しいですよね~。

選ぶポイントは、「バスツアー会社」「行きたい土地」「観光スポットや施設」「日にち」「予算」など。
それぞれ一番に重要視するものは何か?それが明確になると選びやすいかな。
バスツアーはメインの観光スポットは同じだけど、会社によって周る観光スポットや金額に違いがあったりします。

私たちは今回「世界遺産の富岡製糸場に行きたい!」という明確な目的があったので、富岡製糸場のバスツアーを検索。
「LINEトラベル」と「トラベルコ」の2つのポータルサイトから検索しました。
ポータルサイトによって取扱っている旅行会社が違い富岡製糸場で検索すると・・・LINEトラベルは「はとバス」が、トラベルコだと「クラブツーリズム」が検索結果となりました。
富岡製糸場を含むバスツアーで行ける日にちと条件があったのが、はとバスの「世界遺産富岡製糸場と峠の釜めし&鉄道文化むら」ツアーを選択。

検索するサイトによって検索結果も変わってくるので、2つほどから検討するとより好みにあったバスツアーが選べるのではないかと思います♪

世界遺産を巡る富岡製糸場のはとバスツアーは盛りだくさん

新宿駅西口集合とアクセス抜群。
関越上信越道を通り、山々が広がる景色を楽しみながら一つ目の観光地へ向かいます。

①碓氷鉄道文化むら(60分)
②碓氷峠・めがね橋(35分)
③おぎのや横川店にて峠の釜めしの昼食(60分)
④富岡製糸場(案内人付見学90分)
⑤こんにゃくパーク(45分)

盛りだくさんではありますが、各観光スポットごとにその場所をしっかりと楽しめる時間配分。
碓氷鉄道文化むらについたあとの各観光スポットまでの移動時間も10分~20分ほどと近く、テンポよく観光出来ます。

碓氷鉄道文化むらに行ったらミニSLがおすすめ

碓氷鉄道文化むらにつくと、目の前には鉄道マニアにはたまらない歴史ある列車が並びます。
園内に入ると集合時間までは自由時間となります。
60分で園内をまわるオススメの順番を紹介します。

まず園内に入ると碓氷鉄道文化むらのスタッフさんより、簡単に園内についての説明があります。
その後は自由行動となりますが引き続きスタッフさんより、あぷと式について、歴史ある鉄道列車について案内があるので、まずはスタッフさんについていきましょう

現在はお目にかかるのが難しい「あぷと式」とは?

あぷと式とは、歯車?歯型のようなものと噛み合いながら、坂道を安全に登っていくための鉄道の方式の一つです。
日本で唯一あぷと式を体感できるのは、大井川鉄道の井川線のみとなります。
碓氷鉄道文化むらではあぷと式は見るだけとなりますが、歯型のようなものがついたレールと列車を近くでしっかりと見ることが出来ます。

ミニだけどカッコイイSL!蒸気機関車に乗って園内を周遊

スタッフさんの案内であぷと式と列車について勉強した後は、ミニSLのりばに向かいましょう♪
小さくはありますが、本物のSLの蒸気機関車に乗ることが出来ます。
蒸気機関車に石炭を入れるところ、蒸気があがるところがとっても近くで見ることが出来ます。
臨場感満載、小さいけど動いているSLがとってもカッコイイ!

ミニSLは300M園内を周遊します。
10分間隔で運行されているので、ミニSLに乗ったあとは実際に走っているところを見てみるのも楽しいですね。
ついSLが走っているところを動画でとってしまいました~(^^♪

私たちは「あぷとくん」という園内をぐるっとまわる列車の方に乗りました。
800Mで園内の景色、山々の景色を見ながらゆっくりと走るあぷとくんですが・・・まぁ普通の観光列車です。
小さな子供がいたり、紅葉などの景色が美しい季節に乗るのは楽しめると思います。
でも、正直あぷとくんよりミニSLのが断然おすすめ‼
ミニSLがあるのを知らなくて「あぷとくんじゃなくミニSLに乗れば良かった」・・・とちょっぴり後悔。
時間が限られるのでミニSLに乗ることは出来ず、見るだけでしたが親子で乗っていた方は子供がとても嬉しそうでとても楽しそうでした。

ここでしか見られない歴史ある貴重な鉄道列車に見て触ろう

現役を引退した歴史ある鉄道列車がずらりと並ぶのが、園内奥の屋外展示スペース。
ミニSLの乗り場のすぐ横になります。
蒸気機関車はもちろん、寝台車、電気機関車など、 実際に使用されていた歴史ある鉄道列車がずらりと並びます。
実際に中に入って見れる列車もあるし、運転席も見ることが出来るので写真も一緒に撮って楽しめました。

実際に見て触って体感できる施設なので、鉄道に興味ない私でも楽60分という時間を名一杯楽しみました(^^♪

あぷと式鉄道が走っていた碓氷峠・めがね橋で写真映え

碓氷鉄道文化むらを楽しんだ後は、あぷと式の鉄道時代に使われていためがね橋へ。
はとバスツアーではめがね橋に立ち寄らない日(土日)もあるようなので、日程を決める際は注意を。

めがね橋と聞くと「耳にしたことはあるな~」という方は多いのではないでしょうか?
私も実際聞いたことはあるけど見るのは初めてでとても楽しみ。
大自然を感じる山々に囲まれた坂道を上って行くと大きな赤レンガの橋が‼
こんなに大きいとは思ってもいませんでした、 さすが日本最大のレンガの橋(笑)

下から見上げると山と山の間を大きなアーチを描いた赤レンガの橋が、山の緑とのコントラストがとってもきれい。
天気も良く写真撮影日和、はとバスツアーのガイドさんにお願いしたらめがね橋をバックに写真を撮ってくれました(^^♪
こんなに大きな建造物 だとなかなか自分たちではきれいに撮り切れないので嬉しい限り♪

下からめがね橋を堪能した後は、いよいよあぷと式鉄道が走っていた橋の上まで上がります。
ここで注意‼
めがね橋の上まで上がるのに、なんと123段もの階段を上ります。
足腰に自信がない方やお年を召した方は気を付けて下さいね。
実際に途中で長い休憩をとる方や、階段を見て上るのを諦めている方がいましたよ~

めがね橋の上までたどり着くと山々が広がる景色が絶景です。
そして下からはわかりませんでしたが、めがね橋の両サイドには山を抜けるためのトンネルが‼
トンネルの中まで歩いている人もいましたが、 暗くて少し怖い気がして今回はトンネル前で見るだけに。
めがね橋からの絶景と写真撮影を思う存分楽しめます。

歩いた後はボリューム満点!美味しい峠の釜めしで腹ごしらえ

碓氷鉄道文化むらや碓氷峠・めがね橋で歩いた後は、お腹がぺこぺこに。
めがね橋から車で5分ほどにある「おぎのや横川店」の2階で峠の釜めしを頂きます。
おぎのや横川店は1階がお土産屋さんになっているので、食事が終わった後に群馬ならではのお土産を買うことが出来ます。

はとバスツアーが一番?!ボリューム満点な峠の釜めしランチ

2階にあがると大きな会場にたくさんのテーブルがあり、バスツアーならではの食事処です(^^♪
すでに食事の仮準備がされていたり食事中のグループがありましたが、はとバスツアーが一番豪華な食事でボリューム満点でした‼
峠の釜めしをメインに、天ぷら、漬物、などいろいろな物を美味しく頂きました。
お腹ぺこぺこだったので、もちろんすべて完食。

また、峠の釜飯を頂いたあとは釜をお土産に持って帰ることも出来ます。
1度限りですが火にかけて1合のご飯を炊くことが出来るので、帰りの移動で重いかも?という心配がいらない方は持って帰ってほかほかのご飯を炊いてみるのも良いですね♪
私はもちろん、持って帰りましたよ〜

食べるだけじゃない!味噌のすくい取り体験はおたまで一杯

食べた後はテーブルの横にある樽いっぱいの味噌を、おたまを使って一人一すくいします。
おたまってすくいやすいような気がしますが、意外と難しい。
まだまだすくえるようで私がすくったのは量が少ないほう、コツがあるようです。

1すくいしたおじいちゃんが他の誰よりも味噌の少なさに、スタッフさんも苦笑い。
スタッフさんがおたまを使って味噌の山を作り(山を大きく作りすぎないよう注意)それをおたまでしっかりと下からすくいます。
丁寧に実演してコツを教えていました。
私もやる前に知りたかった~(-“-)

女子が大好きなお買い物は群馬ならではのお土産を

群馬ならではのお土産って何でしょうか?
お漬物・下仁田ネギ・こんにゃく・幅広のひもかわうどんなど、もちろん峠の釜飯もお土産に良いですよね♪

私たちは「花山うどんの鬼ひも川うどん」を購入。
「うどん天下一決定戦」という大会で、2013〜2015年と三年連続で「花山うどんの鬼ひも川うどん」が優勝。というキャッチコピーに惹かれました‼️
残念ながら現在は開催されていない大会ですが、日本一なんて本当にすごい‼️
そんなすごいうどんが、食べ比べ出来る2種類のつけだれとセットになったお土産がおすすめです♪

いよいよメインの世界遺産「富岡製糸場」へ

富岡製糸場についての案内を聞きながら向かいます。
どこへ移動する際も、バスガイドさんが行き先についての説明をしてくれるので予習が出来て楽しい移動時間♪

駐車場で可愛い「かいこやき」の甘いおやつを頂く

バスから降りるとパッと見るとたい焼きのよう・・・ですが、よくみると幼虫の姿をしている「かいこやき」が‼️
これから向かう富岡製糸場では重要な「蚕(かいこ)」だから面白いな〜と思って食べれますが、富岡製糸場じゃなきゃ絶対食べないな(笑)
出来立てで温かくもちふわっとした生地の中にはあんこが入っていて、全体的にやや甘めのお味でした♪

駐車場から富岡製糸場まで歩いて、徒歩5分ほど。
カフェや絹を使った雑貨屋さんなどがあるので見たいお店があったら、富岡製糸場を見終わった後にぷらっとすることが出来るのでチェックしながら歩くのが良いですね。

解説員の案内は展示に書かれていないことまで学べる

富岡製糸場に着くと、解説員の詳しい説明を聞きながら周ることが出来ます。
観光地へ行くとよく目にするイヤホンガイドもありますが、時間が合えば解説員の方の説明する方が絶対に面白くてわかりやすいと思います‼︎

解説員の方の案内が全員に聞こえるよう、イヤホンマイクが渡されます。
でも、先頭で陣取ってくっついて行きました〜
ただ周るだけではわからない、解説員ならではの知識や視点での案内がありました。

このレンガを補修したけれども、現在では使われていたレンガと同じものが無いため色や形が異なる。
これは何が入っていて何を運ぶためか?
天井を見上げて変わったところに気が付きますか?

など、なぞかけをしながら解説員の視点や解説員にしかわからないことを伝えながら富岡製糸場を一回りします。

せっかく世界遺産に訪れたのだから、富岡製糸場をより深く知る機会があるのだから絶対に聞くべき‼
解説員の案内で一回りした後は、自由時間があるのでもう一度確認したい場所や回りきれていない場所もフリーに楽しむ時間があります。
もちろん、お土産コーナーもありますよ~

こんにゃくパークで試食・工場見学・お土産が盛りだくさん

富岡製糸場で歩いて身体を動かした後は…お腹が空いてきたんじゃないでしょうか(^^⁈
富岡製糸場から10分ほどでこんにゃくパークへ。
こんにゃくパークの横には、「FOODS MARKET」があるのでご当地の食材の買い物も楽しめますよ♪

こんにゃく大使である 中山秀征 さんが出迎えれてくれます(^^♪

試食は出来るだけ前の方に並び出来るだけ種類を食べよう

ボリュームのあるランチから1時間半程度しかたっていないので…さすがにお腹は空かないですよね(笑)
でも、バスツアーのお客さん全員がそう思っていたはずですが、皆さんしっかり 試食して買い物してましたよ~

こんにゃくパークはなんと無料で楽しめるスポットが盛りだくさん。
工場見学はもちろん、いろいろな種類のこんにゃく料理をすべて無料で試食コーナーで食べることが出来ちゃうんです‼
無料の試食コーナーだからそれほど期待していませんでした。
まさか、こんな種類があっておかず・メイン・デザートまでこんにゃくのフルコースを無料で食べれるとは思っていもいませんでした。

試食コーナーは、群馬ならではの玉こんにゃく・こんにゃく田楽・焼きそば・らーめん・カレー・うどん・刺身こんにゃく・レバ刺し風・から揚げ・煮物・冷やし中華・ゼリー・プリンなど。
全てこんにゃくを使用した料理ばかり。
お腹いっぱい食べてもとっっっても低カロリーで食物繊維がたっぷり。
ランチを食べたばかりだけど、ツルっと口当たりもよく低カロリーなこともあって1口づつ全種類チャレンジ‼
どれも美味しくて、何を買って帰ろうか悩む~

気を付けたいのが、バスツアーの人が試食コーナーに並ぶと混雑。
お皿に全種類取っていこうと思うと、食べるまでに意外と時間がかかります。
試食コーナーの混雑具合によって、「試食コーナー」「工場見学」どちらを先に案内されるかその時によって変わります。
どちらを先に案内されたとしても、スムーズにいけるよう出来るだけ先頭の方を確保してくださいね♪
こんにゃくパークの時間は約1時間。
試食のほかに、こんにゃくの買い物・工場見学・ FOODS MARKET が待ってます‼

こんにゃくのお土産はこれがオススメ!

こんにゃくを使った製品が盛りだくさん。
こんにゃくを感じられない商品もあるので、どれを買うのか悩みますね(-“-)
試食で食べた物・人気ランキング・お得な商品、何のこんにゃく製品を買いますか?

私たちが購入したのは一つだけ。
「こんにゃくパーク生芋こんにゃく」です。
こちらの商品は、こんにゃく芋本来の芋の色、こんにゃく粉でなく芋を材料に。

こんにゃく芋を乾燥させて精粉化すると白い粉になり、そのこんにゃく粉で作ると白いこんにゃくになります。
全国的に白いこんにゃくより黒いこんにゃくが好まれるため、作る際に海藻で色を付けられて黒いこんにゃくになるそうです。
こんにゃく芋から作られたこんにゃくは、自然な黒い色で弾力、芋の香りが高く普段食べているこんにゃくとは全然違います‼

「昔ながらの製法で作られたこんにゃくを食べてみたい!」と理由からそれのみの購入へ。
こんにゃくの産地である土地だからこそ買える生芋こんにゃく、絶対に買って欲しい商品ですね。
また、こんにゃく作り体験もあるそうですよ~

ちなみに、こんやく以外の群馬ならではのうどん・漬物・お菓子なども売ってるので、お土産をこちらの店舗で買いそろえるのもよいかもですね。
でも、おぎのや横川店と同じものは売ってなかったので、欲しい物を見つけたときは後悔しないよう買っちゃいましょう♪

こんにゃくだけじゃない「FOODS MARKET」で地元野菜が新鮮!安い!

地元の新鮮野菜や果物が買える…そして、なんと言っても安い‼
東京のスーパーとくらべると鮮度もお値段もとっても魅力的(^^♪
野菜好きなので、こちらで一番お買い物をしたような気がします(笑)

下仁田ネギ、梨、青梗菜、レタスを購入。
「何kgあるんだろう?」っていうぐらい大きな白菜がなんと100円でしたが…帰りは電車移動のため断念しました。
バスツアーでなく車で観光に訪れた際はぜひとも、こんにゃくパークとFOODS MARKETに立ち寄ってみてくださいね~

はとバスの「世界遺産富岡製糸場と峠の釜めし&鉄道文化むら」ツアー は大満足の1日を体験できます。
バスガイドさんや現地の解説員の案内のおかげで、ただ見るだけでなくたくさん学べた1日でした。
東京から世界遺産富岡製糸場へ観光したい方は、個人はもちろんバスツアーを検討してみてはいかがでしょうか(^^)/?

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