フィリピンは東南アジアの中でもスイーツ好きが多いと知られていて、ランチを食べた後にスイーツへ進むのはごく一般的。
ローカルのスイーツでは、タロイモやマンゴー、そしてチョコレートを使い、もち米と混ぜているものが多くみられます。
現地の人は、こういったローカルのスイーツも好みますが、近頃は海外スイーツも定番となってきています。
特に新しい物好きのフィリピン人は、斬新な色とりどりの海外スイーツに目がありません。
最近ブームになっていると聞いて驚いたのは、日本でよく知られている、あのストリートフード「クレープ」です！
海外でも私たちがおなじみのスイーツにありつけるというのは有難いですよね。
フィリピンでは、日本のようにストリートではなく、デパートの中に存在しているということなので、早速足を運んでみました。
大手デパートのフードコートの一角にて
クレープといえば、思い浮かぶのは原宿のストリートなどで若者が並び、美味しく食べているあの色とりどりのスイーツ。
しかしフィリピンではストリートではなく、ハイエンドなブランドのみを扱うデパート
「SM AURA（エスエム・オーラ）」にありました。
「SM AURA（エスエム・オーラ）」にありました。
こちらのショッピングモールはBGC（Bonifacio Global City）にある、大手デパートの中でも富裕層が集まってくる場所です。
四階にあるフードコートの一角に、噂のクレープ屋を発見しました！
値段が破格！？でも本格的なクレープに驚き
お昼くらいの時間だったので、クレープ屋さんは空いており、他のバーガー屋やご飯屋さんのほうに人が並んでいました。
お店の名前は「Crazy Crepe（クレイジー・クレープ）」とクレイジーさがあるのかな？と思いましたが、見た感じ日本でよく見るクレープと変わりません。
メニューは定番のバナナやイチゴを使ったものが多いです。フィリピンならではのマンゴーを使っているものもありました。
値段を見ていると、日本の半分の価格でしょうか。一番安いものが「ストロベリー」の90ペソ（約198円）。
イチゴとホイップクリーム、チョコレートシロップをかけただけのシンプルなものですが、これだけでも美味しいんですよね！
マンゴーを使った「マンゴー・アーモンド」は100ペソ（約220円）。
フィリピン産の新鮮なマンゴースイーツがこの値段だと、とっても嬉しくなります。
一番高いものだと、クレープではなくパフェの「バナナ・スプリット」ですが、これでも値段は125ペソ（約275円）。
安いですね〜。アイスクリームとバナナがたっぷり入ったものでした。
一番人気のクレープの正体は子供が大好きなアレ！
折角なのでフィリピン人に一番人気のメニューを頼んで見ることに。名前は「バナナ・ヌテラ」・・・ヌテラって何だ？
聞いて見ると、ヌテラ（Nutella）とは簡単に言えばパンに塗るあのチョコレートペースト。
外国に行くと子供が好きで何にでも塗ってたべる、赤と白のロゴの、アレのことです。
レギュラーサイズで110ペソ（約242円）でしたが、アップサイズでLサイズにし、130ペソ（約286円）でした。
この甘いヌテラとホイップクリームをたっぷりと添え、バナナをちらして食べるのですね。
あれ？日本と何かが違う・・・熱々ではなかったクレープ
オーダーが完了し、さぁ、プロのクレープ作りの過程を見よう！と思いましたが・・・。
クレープの生地、作り置きでした・・・。ここはやはりフィリピンクオリティ（笑
作り置きのクレープの生地をよいしょ、と取り出し、そこへヌテラを塗り塗り。そしてクリームをたっぷりとのせ、冷蔵庫からバナナを取り出し、トッピングしてくれました。
クレープをくるくるっと巻くワザは、上手でした。
食べて見ると、かなり甘い！！まぁ想像していましたが。
生地が熱々ではないのが残念ですが、バナナの味はさすがフィリピン。程よく熟しており、ヌテラとも相性が良く、美味しく頂けました。
「Crazy Crepe（クレイジー・クレープ）」
味のオススメ度 ★★★★☆
価格 ★★★★★
＜店舗情報＞
・店舗名：Crazy Crepe（クレイジー・クレープ）
・営業時間：午前10時～午後9時
・定休日：なし
・住所：4F, Food On Four, SM Aura Premier, McKinley Pkwy, Taguig, 1634 Metro Manila
・電話：(02) 8519 5794
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