アンテロープキャニオンのアッパーキャニオンに訪れる方の目的の一番はインスタ映えする写真をおさめたいってことではないでしょうか?
僕は弟とツアーで訪れて、スマホ(iPhone8+)と一眼レフ(Panasonic Gh4)で撮影を行いました。スマホと一眼レフで設定の違いもあるのでこの記事でカメラの設定方法についてお伝えしていきます。
アンテロープキャニオンのツアーに参加しても75%の方は、渓谷から差し込む光「ザ・ビーム」をみることが出来ません。
今回は、「ザ・ビーム」を綺麗にカメラにおさえるポイントと訪れる時期についてもお伝えしていきます。
アンテロープキャニオンに訪れる時期と時間帯
アンテロープのアッパーキャニオンで渓谷から神秘的な光がさしこむの拝める時期や時間帯は決まっています。
太陽の位置が谷の開口部との位置の兼ね合いで天からふってきた光線のような光がみれるようになります。
ザ・ビームが観れる時期について
3月後半から9月末の期間になります。
ザ・ビームが観れる時間帯について
太陽の位置と谷の開口部の位置によって、天から降り注ぐ「ザ・ビーム」が観れるかどうかが決まってきます。
ですので時間帯は、訪れる時期によって変わってはきます。
私が訪れた2019年9月12日の場合は、12時ごろにアッパーキャニオンの渓谷の中に入り、バッチリと見えました。
ツアーが1日8回ほど開催されており、その中の2回ほどが観れる時間帯(プライムタイム)です。
プライムタイムの時間帯でのツアー予約は、半年前くらいにしないと予約がいっぱいになってしまうということです。ツアー会社の各社が予約をいれるのだと思います。
ですので、個人での予約は少し難しいかなと思います。現地ツアーに参加して、アンテロープキャ二オンを回ることをお勧めします。
アンテロープキャニオンのカメラの設定方法
アンテロープキャニオンの渓谷内を綺麗にインスタ映え撮影するポイントは、色温度の設定にあります。実は光には色があり、外の太陽光は青っぽい光をしています。白色蛍光灯も青白い光になります。白熱電球などは赤みのある暖かい光をしています。
スマホや一眼レフで撮影した時に、妙に黄色や赤みがかった写真になってしまって、綺麗にとれなかった経験などないでしょうか?
それは、色温度の設定を変えることで綺麗に撮れるようになります。
アンテロープキャニオンで綺麗に撮影するのは色温度を変える
アンテロープキャニオンの写真をご覧いただくと分かりますが、全体的に赤みを強調している写真が多いと思います。
赤みを強調することで鮮やかな写真が撮れるようになります。
少し専門的にはなりますが、赤味を色濃く表現するためには先ほどお伝えした色温度を高くする必要があります。具体的には色温度を5500K〜6000Kくらいにすることで赤みがより綺麗にでて撮影が出来るようになります。
スマホの場合は色温度をシーンによって変更しているのでその設定の仕方をお伝えしていきます。
スマホ:iPhone(iOS)編
一番簡単なのがiPhoneの設定の仕方です。
1、「カメラ」のアプリを立ち上げて、右上にあるフィルターをタップしてください。
2、「ビビット(暖かい)」を選んでください。
これで綺麗な写真が撮影出来ますよ!
スマホ:Android編
1、「カメラ」のアプリを立ち上げて、撮影シーンを「マニュアル」にしてください。
2、「WB」をタップして、ホワイトバランスを「曇り」マークを選んでください。
曇りは色温度が5500Kー6000Kと高めの設定になるので、赤みを強調した綺麗な写真が撮影できますよ。
一眼レフ編
カメラの機種によっては設定方法が変わりますが、基本的に以下の方法で撮影するのがおすすめです。ガイドさんはプログラムモードがいいと言われましたが、渓谷内は明るさが大きく変わるのでマニュアルモードで撮影した方が明るさにも対応が出来ていいと思います。
1、撮影モードを「M」のマニュアルにしてください。
2、ホワイトバランスを「曇り」を選ぶ。
もしくはホワイトバランスもマニュアルで「6000K」を設定する。
3、明るさの絞りF値は3.5くらいに設定。
※僕のレンズは3.5が一番明るい数値でしたので3.5を設定しました。風景を撮影するのでF値1.8など設定できるカメラでもあまり低い数値にしてしまうとピントがボケやすくなるので、あまりおすすめはしません。
4、感度ISOは3200くらいに設置。
渓谷内の明るさは3200よりもISO感度を上げていかないといけないのでまずは3200に設定をしておいてもらい、暗くなってきたらISO感度を6400や12800へ上げていただいて、暗くなりすぎないように調整が必要です。
アンテロープキャニオンでインスタ映えを狙うために5つのポイント
早い順番のグループでツアーを回ろう
僕らは、全部で18人のグランドキャニオンツアーだったので、アンテロープのツアーでは12人と6人と2つのグループに別れました。僕らはあとのグループになりました。
同じ時間帯でも先に入った方がキレイに撮れます!人が行き交う確率が減るので、ベストスポットで撮影が可能です。人とのすれ違いがあるので、キレイな風景に人が入ってしまうこともあります。
僕らより先に入ったツアーの方は、渓谷内でツーショットを収めていました。僕らのツアーでは全部で12人いる中でだいたい6人くらいしか渓谷内では写真を撮影できませんでした。
ツアーの早めのグループに入れるようにしましょう。
とにかく連写して撮影をする
「ザ・ビーム」といわれる神秘的な光がさしこむ写真を撮影したい場合は、とにかく連写することをお勧めします。
なぜなら、アンテロープキャニオンは一本道です。行きと帰りのツアーがあるのでシャッターチャンスの中を帰りのツアーの片が以下の写真のように写ってしまうことがあります。
ですので、人がいない時を狙うというよりは、連写をして人がいないときを撮影する方がいいでしょう。
また、光が射し込む時間は短いところだと5分程度なので、消えてしまうこともあるのでとにかく連写をすることをお勧めします。
僕らはツアーで1,000枚以上撮影をしました笑
ツアーガイドの近くに常にいるようにする
ツアーガイドさんはおすすめの撮影スポットを教えてくれます。
そして、僕らのスマホを使ってガイドさんが撮影をしてくれます。
慣れているのでかなり綺麗です。真似して撮影するよりも撮影してもらった方が断然キレイなので、ガイドさんの近くにいて撮影をしてもらうのも良いと思います。
ガイド中にそういったスポットが5.6箇所はあったように思います。
一眼レフカメラよりもスマホがおすすめ
一眼レフカメラはマニュアルモードで撮影をします。渓谷内は明るさの変化があります。普段、マニュアル撮影をしていない人は、明るさの調整に時間がかかってしまい、シャッターチャンスを逃す恐れがあります。
ですので、スマホで撮影をした方がおすすめです。
スマホであれば、フィルター機能を使って同じ場所でも違った感じの撮影をすることができます。
通常は「ビビット(暖かい)」を使って撮影をしていましたが、「ビビット(冷たい)」で撮影するとまた違ったテイストの写真を撮影することもできます。
今までの写真と違ったテイストですよね!
光を射し込むのを手で防いで撮影する
このテクニックはツアーガイドさんがやっていたテクニックですが、スマホのレンズに光がはいってきているのを手で防いでレンズに光が入らないようにします。
そうすると見違えるようにキレイに写真が撮れました。これはなかなかみなさん知らないと思うのでぜひ、試してみて他の人とは違った写真を撮影してみてください。
まとめ
アンテロープキャニオンで最高のインスタ映え写真を撮影したいなら、現地のツアーに参加して「ザ・ビーム」の射し込むプライムタイムにツアーに参加できるようにしましょう!
撮影は時間との勝負なので、スマホでフィルタを「ビビット(暖かい)」にして、赤みが映える写真を連写して撮影しましょう!
コメント
[…] 今回は、アンテロープキャニオンで神秘的な写真を撮るための時間帯やテクニック、そして実際に撮影した写真などをご紹介します。 […]